2017年4月27日木曜日

相次ぐ不審者情報

      ◎伴小周辺で不審者情報が相次ぐ
        
         =見守りを強め、子ども達を守りましょう=


 ここ数日、伴小学校の周辺で「知らない人に後をつけられた」という子ども達からの訴えが相次いでいます。いずれも登下校時で、若い女性が「男に追いかけられた」という出来事も起きています。大事に至らないように、見守りを強めるなどの防犯対策が急がれます。
 広島市防災情報メールで配信された情報は4月21日からの1週間で3件。女性が追いかけられたというのも含めて、いずれも伴小学校周辺に集中しています。
山の斜面の道を登校する伴小児童たち
 この情報メールによりますと、次のような状況です。
▽伴小学校周辺での最初のケースは421日午前8時ごろ。伴中央1丁目の山沿いの細い通学路付近で、男が登校班に近づいてきたり、別の班に近寄ったりしました。子ども達は怖くなって、すぐに学校に連絡。学校から警察に通報しました。男は50才代で、ケイタイを持っていたと言うことです。
424日午後430分ごろ、伴東4丁目を下校中だった女子児童に男が「早く帰れ」と話しかけ、ランドセルを押したりしたと言うことです。男は40才代の肥満型だったようです。
▽翌25日には同じように下校時に、伴小南門から約100㍍の歩道を歩いた児童たちに男が近づき、ランドセルに手をかけようとしました。怖くなった児童がすぐに学校に連絡し、警察に通報したということです。
▽これらの3件の前の16日夜、伴小学校下の県道の歩道を歩いていた若い女性が男に追いかけられるという出来事が発生しました。女性は無事に自宅に戻って無事でした。しかし、男はまだ分かっていません。

安佐南区内のこのような不審者情報は最近、祇園や古市などの地域に目立っていました。これまで伴学区内ではあまりなかっただけに、最近の動きは一層の警戒をしなければならないと思います。

《伴小学校が「児童の安全確保」の文書を配布》
伴小学校では21日と26日、太田治校長名で「児童の安全確保について(お知らせとお願い)」という文書を保護者と地域に配って、「家庭や地域で、児童の登下校時の安全」について話し合いをするとともに、通学時の見守りに引き続き協力いただくように要請されました。

伴小学校の指導内容は次の通りです。
6つの約束》
 ①知らない人にはついて行かない
 ②防犯ブザーを持つとともに、連れて行かれそうになったら、ブザーを鳴らし「助けて!」と大きな声で助けを求める
 ③一人では遊ばない
 ④遊びに行くときは、どこでだれと遊ぶか、家の人に言ってから出かける
 ⑤友達が知らない人に連れて行かれそうになったら大声で助けを呼ぶ
 ⑥登下校は、複数以上で通学路を必ず通る
―以上の6つが児童への指導内容です。
家庭や地域で「地域の子ども達を守る」話し合いや取り組みを強めていきましょう。
   また、登下校時の見守りの在り方や通学路について、伴学区見守り協議会として再点検を急ぎます。