◎2018年9月30日(日)
=防災=
〇自主避難場所5カ所を設置
〇台風24号で伴学区自主防災会連合会
台風24号が本土に向かって北上中。大型で非常に強く、「厳重な警戒が必要」(気象庁)と言うことで、広島市安佐南区の伴学区自主防災会連合会(秋野征治会長)は30日朝、「台風24号災害対策運営本部」を沼田公民館に設置。さらに学区内の公共施設などの協力を得て、5カ所の自主避難所を設置しました。
自主避難所を設置したのは次の5カ所です。
(1)沼田老人いこいの家
(2)伴中央集会所
(3)安佐南工場
(4)老人施設 和楽荘
(5)安佐南区民スポーツセンター
―いずれも、30日午前7時~8時にかけて「避難所」の張り紙を貼りだして開設しました。
伴学区の自主避難所設置は昨年の台風18号の際に、「いざ避難と言われても、家から何㌔もある先の安佐南区民スポーツセンターではあまりに遠くて、途中が危険で、避難できない」との苦情が多く寄せられたのがきっかです。
また、伴学区全域への設置に取り組んでいる「ちゅピCOM」の「ふれあいボイス」で一斉放送をして、「自分の命は自分で守ろう」と避難を呼び掛けました
チラシとふれあいボイスで呼び掛け
この自主避難所設置については、29日夕方、「緊急連絡~自主避難所設置」のチラシを作成し、14町内会の会長に配付しました。中には全戸に配布して「避難」を呼び掛けた地域もありました。また、伴学区全域への設置に取り組んでいる「ちゅピCOM」の「ふれあいボイス」で一斉放送をして、「自分の命は自分で守ろう」と避難を呼び掛けました
これまで、避難勧告が発令された際、広島市はこの伴学区の避難所を「安佐南区民スポーツセンター」の一カ所だけ設置してきました。このスポーツセンターは伴学区の北の橋の方にあり、雨や風が吹く荒れる中を避難するのが困難な状況にあり、「避難所の増設を」と要望してきたのですが、難しく、地元の自主防災会連合会が自らの判断で、自主避難所を設置する方針を昨年の台風18号の時、初めて試みました。今回が4回目の自主避難所設置になります。