⚪2017年10月9日(日)
=地域情報=
伴地区で今年2件目のクマ情報
「クマが道路を横切った」と広島市安佐南区役所に届け出がありました。現場は同区伴東4丁目付近の市道。サルのいたずらに手を焼いている伴地区。イノシシ、シカを含めて人里に相次ぐ動物の出没に「山が荒れたせいだろうか」と住民の不安が募っています。
広陵高と若葉台の間で道路横断
クマ情報の届け出が区農林課にあったのは6日昼前。その日の10時20分ごろ、広陵高校から若葉台団地方面に車で向かっていた男性が目の前をクマが南から北側の山林方向へ道路を横切った―という連絡だったと言うことです。
目撃されたクマは「まだ小さかった」といい、農林課は「ツキノワグマの子クマ」とみています。
現場近くでは、6月13日の深夜、若葉台団地の山沿いの住宅の裏で動いている子クマを防犯カメラがとらえたケースがあり、また昨年も近くの市道で「クマらしい動物 が道沿いにいた」との運転者からの届け出がありました。「クマの生息域」と警戒呼掛け
区農林課は「今回の現場一帯の山林はクマの生息地域になっているので、注意してください」とすぐに町内会を通して「クマに注意を」の回覧板を回すとともに、現場の道路沿いに「クマに注意」と大きく書いた看板を立てて、周辺の住民に警戒を呼びかけています。
◇メモ◇
区内で今年10件目の情報
安佐南区内で今年4月以降のクマ情報はこれまでに10件。沼田町吉山地区が7件。次いで伴地区が2件、毘沙門台団地が1件。クリやカキが食べ頃になって、こうした餌を求めて、住宅地域に出没するとみられ、これからさらに出没が増える可能性があり、注意が必要です。
0 件のコメント:
コメントを投稿