2017年3月16日木曜日

e-Tomo Times ~いいとも!タイムズ~  町内会日誌: 伴に7つのまちおこしが産声

e-Tomo Times ~いいとも!タイムズ~  町内会日誌: 伴に7つのまちおこしが産声: 「 沼これ」まちおこし、 7 つの取り組みが産声 2 月 21 日(火曜日) ビッグアーチの町、広島市安佐南区伴地区で、 7 つのまちおこしが産声をあげています。お宝発見から芸術のまちづくりまで、新たな町の魅力創造への挑戦です。 NPO 法人沼田町ま...

e-Tomo Times ~いいとも!タイムズ~  町内会日誌: 社協の幹事会 開催を夜から昼に

e-Tomo Times ~いいとも!タイムズ~  町内会日誌: 社協の幹事会 開催を夜から昼に:   地域でもプレミアムフライデー     「夜の役員会は体に良くない」と日曜の昼間に開催へ  伴学区の社会福祉協議会(伴晴英会長)の月例幹事会を4月から、これまでの夜開催を止めて午前中の開催に変更することになりました。いわば夜遅くまで残業するのは止めようというプレミアム...

e-Tomo Times ~いいとも!タイムズ~  町内会日誌: 伴小の陸橋改修で、「極寒の安全誘導作戦」

e-Tomo Times ~いいとも!タイムズ~  町内会日誌: 伴小の陸橋改修で、「極寒の安全誘導作戦」: 伴小「極寒の安全作戦 60 日」     =通学陸橋の改修工事で 危険な県道を横断= 教師、警備員、保護者が体を張って子ども達を誘導(伴小下の県道)     地域が連携し、子ども達を守り抜く  改修のため通行禁止になっていた、伴小、中学...

2017年3月14日火曜日

伴小の陸橋改修で、「極寒の安全誘導作戦」


伴小「極寒の安全作戦60日」

    =通学陸橋の改修工事で 危険な県道を横断=


教師、警備員、保護者が体を張って子ども達を誘導(伴小下の県道)

   地域が連携し、子ども達を守り抜く

 改修のため通行禁止になっていた、伴小、中学校の正門に通じる横断陸橋(安佐南区伴中央1丁目)の工事が終了し、13日朝から、登校する児童生徒が渡れるようになりました。子ども達は真新しい階段を一歩一歩踏みしめながら、気持ちよさそうに学校に急いでいました。
この横断陸橋は伴小下の県道に架かっていて、小中学生を合わせて約200人が朝夕登下校に使っています。階段がひどく老朽化し、危険になったため、この110日から(有)木下組が請け負って歩行部分を改修する工事を続けていました。

「青」の時間はわずか15秒。急がないと・・・
町内会、PTA、警備員、教職員で「誘導隊」

工事の間、陸橋の通行は禁止。子ども達は陸橋下にある点滅式信号のついた横断歩道を渡らなめればならなくなりました。
車と子ども達との平面での交差。最初は教職員だけで誘導する予定でした。

しかし、この県道は狭いうえに大型トラックやダンプカーなどが走り、制限速度の40㌔を遥に超えるスピードで走る車が多く、「子ども達が事故に巻き込まれかねない」と地元で不安が強まっている道路。このため、町内会やPTA、交通安全推進隊、それに木下組の社員が加わって「誘導隊」を編制。登下校時に交代で出て、安全に登下校できるように見守り、誘導を始めました。

渡る時間はわずか15秒

特に朝は午前7時半ごろから、10人余りが分散。子ども達が県道を安全に渡り、正門に入るように交通整理と誘導を続けてきたのです。
登校班が横断歩道に着くと、すぐに木下組の警備員がボタンを押して「青」信号に変わるのを待つ。約1分半で歩行者用信号が「青」に。すぐに教師や警備員が上下の車道に出て、車を止める。「さぁー渡って」と子ども達を横断させる。わずか15秒で「赤」に。緊張してか、早足で子ども達は横断歩道を渡る。渡り終わった子ども達に保護者が「おはようございます」とこえをかけて、正門の方に案内する。

工事は10日午前中に終わりました。13日の朝の登校から、工事前の「陸橋を渡って学校に行く」という通常の形に戻りました。
この間、1月中には何度も積雪に見舞われるなど、寒い毎日が続きました。そんな中で教職員と地域の人たち、請負業者が結束して誘導に当たり続けました。まさに「60日間の極寒の誘導作戦」でした。

  市内で2番目のマンモス校

伴小学校は現在、約1,170人の、広島市内でも宇品小に次いで2番目に児童数が多い、マンモス校です。新年度には更に増えて2,000人近くになる見込みです。これに中学校を含めると、1,800人以上、教職員を入れると、約2,000人以上が陸橋付近と南門の2カ所に集中して登校。これに送りの車、教職員の通勤の車が入り込んできます。
2カ所の学校への進入路が狭いうえに、児童の登校班の列の側を車が次々に校内に向かっていく、非常に危険な状態の毎日が続いています。

  約600人がバス16台で通学
写真中央奥のバスが若葉台からの通学バス。
横から後ろへ通勤マイカーが数珠つなぎに

また、バス通学が全児童の半分以上の約600人に上っています。主には若葉台団地からの児童。14台のバスに分乗して陸橋近くの停留所に降りてきます。これに徒歩通学の小中学生、さらに子どもを送り迎えする保護者のマイカー、教職員の車が混じり合っての登校風景が日常になっていて、「異常な事態」が続いていると言えます。

今回の「誘導作戦」の背景にはこのような伴小学校の特異な背景があり、地域が教職員の助っ人として動いたのです。あらためて伴小学校の登下校の問題点が浮き彫りになった60日であったように感じています。


2017年2月23日木曜日

社協の幹事会 開催を夜から昼に

  地域でもプレミアムフライデー

    「夜の役員会は体に良くない」と日曜の昼間に開催へ


 伴学区の社会福祉協議会(伴晴英会長)の月例幹事会を4月から、これまでの夜開催を止めて午前中の開催に変更することになりました。いわば夜遅くまで残業するのは止めようというプレミアムフライデーの地域版と言うわけです。
 これまで伴学区社協の月例幹事会は毎月第4水曜日の午後7時から、沼田公民館で開催してきました。「役員会は夜開催」というのが町内会など地域の団体の当たり前のやり方だったのです。今年83才になる伴会長が「出来るだけ体に負担の少ない昼間に開いてはどうか」と提案。22日に開いた幹事会で14人の出席者が議論しました。
 新たな昼間開催の理由は役員の高齢化。70才になっても仕事に出ている人が多くなり、役員を務める人はどうしても70才以上が主体になっているのが実情です。
地域の高齢者見守り勉強会。ここでも夜遅くまで(1月30日)
午後7時からの開催では終わるのが午後9時から9時半。暗いところを車や徒歩で帰宅するのは危険と言うわけです。社協の役員は町内の他の組織の役員を兼務している人が多く、週に2,3日は夜間の会合があり、「無理はよくない」という理由もあるようです。 
 議論では平日の昼間では勤めに出ている役員が出席できないとの反論が出され、第4日曜日の午前10時から開いてみようとの方針が決まりました。実際には新年度の4月から実施することになりました。
 伴会長は「高齢化という時代の流れに対応して、考えを変えていかないとこれから役員になる人がいなくなるかも。健康維持を第1に考えないと・・・」と話しています。



2017年2月21日火曜日

伴に7つのまちおこしが産声

沼これ」まちおこし、7つの取り組みが産声

221日(火曜日)

ビッグアーチの町、広島市安佐南区伴地区で、7つのまちおこしが産声をあげています。お宝発見から芸術のまちづくりまで、新たな町の魅力創造への挑戦です。

NPO法人沼田町まちづくり協議会(原田照美理事長)が昨年初めから続けてきた「沼田のこれからサミット」の中で、住民たちが議論の末にたどり着いた新たな町の魅力創造への挑戦です。2月初め、沼田公民館で開かれた最終サミットで、7グループが構想や計画を発表しました。 
 
 この「沼田のこれからサミット」はまちづくり協議会が伴地区の住民に「西風新都に新しい、まちおこしの風を」と呼びかけ、約50人の住民が参加しています。ファシリテーターのひろしまジン大学代表理事・平尾順平さんが全体の舵取り役を務めました。
 7つのプロジェクトの概要は次の通りです。
 〖親しめる川づくり〗目的=ホタルと魚が住み憩い釣りの出来る川◇活動内容=①ホタルが住める川づくり②川遊びが出来る場所づくり③アマゴが住める川づくり
 〖人をつなぐ健康ウォーキング〗目的=ウォーキングを通じて沼田の健康寿命を延ばし、活気ある沼田に◇活動内容=沼田、西風のウォーキングクラブ、安佐南ノルディックウォーキングクラブが平日、歩く会を開催。年に数回、土・日に特別企画を開く
 NUMATAの「お宝発見プロジェクト」〗目的=地元を知り、さらにお宝(沼田の良さ)を発掘。魅力ある譲歩王を発信◇活動内容=おいしい食事場所・楽しめる癒やし場所・誇れる場所・歴史文化を学べる場所・イベント情報―の5のテーマで調査して、「沼田のお宝発見!散策マップ、「沼田のお宝100選」小冊子を作成。
 〖アートな伴のまちづくり〗目的=西風新都として急速な都市化が進む伴地区を、アートな風が吹き、潤いと品格、人々のこころがなんとなく癒やされる、穏やかなまちに◇活動内容=①アール・ブリュット(障がい者アート)のまちづくり②街角アート③伝統文化財の保全④住民のアート活動の普及
 3世代 伴友 クリーン作戦〗目的=ごみが無くきれいな街づくり◇活動内容=沼田共通アイテムの「ごみ袋」を作製(「伴友クリーン作戦」を印刷)し、毎月1回、町内一斉清掃
 〖沼田住み。com地元の人材を発掘し、地域活動へのモチベーションを高め、情報発信によって新たな交流を生み出す◇活動内容=地域レポーターを配置して「匠」と呼ばれる人材を発掘。ホームページや回覧板で紹介
 〖ともてご「どうぞのいす」〗目的=「どうぞのいす」の本のようなおもいやりのこころを広め、おもいやりのまちづくり◇活動内容=①どうぞのいすを配る②「おもいやりリレー」への参加を呼びかけ③他の団体と交流

 以上の7つはいずれも人材、資金面など課題を抱えていますが、まちづくりの観点からは新しい流れが出来つつあるように感じます。この取り組みに、多くの皆さんの参加、ご支援をお願いします。
 
 この「沼これ」記念講演として、中国新聞文化部の木ノ元陽子記者が情報発信のポイントについて、「なるべく平易な言葉で、読み手の心をつかむキーワードをもること」と話しました。